ユンディ・リーさん
今から15年以上前に、ユンディ・リーさんにお会いした事があります。
以前勤めていた会社がスタインウェイの特約店で、会社にユンディ・リー 長崎公演のための練習会場の依頼が来て、社長に頼み込んで同行させていただきました。
当時2000年のショパンコンクールで優勝したばかりで、私の頭の中にはタキシードを着たハンサムなユンディがオーケストラを前にプレッシャーを物ともせず若さ溢れる素晴らしい演奏した姿が残っていて、長崎の練習会場(H保育園 A型があるんですよ)に着いてドキドキしながら到着を待っていました。
何分待ったかわかりませんが
「到着されました〜」で表れた彼は
アロハシャツに短パン サンダルで、頭にはサングラスを乗せて、かなりリラックスした姿で
A型のスタインウェイを見ると
「僕のと同じですよ」と言ってピアノに直接サインをされていました。(A型1100万ぐらいしますf^_^;)
練習が始まると、バラードやソナタなどのパートを取り出して練習しているようで、弾いているうちに曲がコロコロと変わっていってました。
特別印象的だったのは…
後ろで怒鳴り続けているお母様ですかねf^_^;
今は気持ちがよく分かりますが💦
あれから10年ぐらい経って、また演奏会で聴いた時は若さ溢れる演奏から、表現や音色にも深みが増して
世界的な音楽家はコンクールで優勝してから作られて行くんだなぁなんて偉そうに感じてましたf^_^;
今振り返っても滅多にできない体験をさせていただいたんだなと社長に感謝です。
0コメント